病気に関するQ&A

2017.07.06

3、レビー小体型認知症とは

日本の認知症患者さんの約20%がレビー小体型認知症と言われており、アルツハイマー型認知症の次に多い認知症です。原因は、脳内の神経細胞にできる特殊たんぱく質「レビー小体」が脳内に広い範囲で溜まってしまい、神経細胞が徐々に減っていってしまう事です。

症状としては、初期段階でははっきりとした幻覚が現れる事が特徴で、進行すると記憶障害・判断力の低下、うつ状態などの症状が出てきます。
レビー小体型認知症を完治させる・進行を遅らせる明確な治療薬は現在のところまだありません。また、治療に使用される薬に対する副作用がある場合があります。

予防方法としては、他の認知症と同じく、バランスのよい食事(特に和食中心)、適度な運動、十分な睡眠、あとは人と積極的に会話することで脳の機能を活性化させると良いと言われております。予防的にメディカルサプリメントもあります。