高濃度ビタミンC点滴療法はいわゆる民間療法とは異なり、海外の大学や医療機関で臨床研究が勧められている、科学的なエビデンスに基づいた代替医療です。高濃度ビタミンC点滴療法はいわゆる民間療法とは異なり、海外の大学や医療機関で臨床研究が勧められている、科学的なエビデンスに基づいた代替医療です。1960年代後半にアメリカのノーベル賞受賞者ライナス・ポーリング博士によりビタミンCの抗がん作用が提唱されました。その後、一度は否定的な見解も出ましたが、2005年にアメリカで「高濃度ビタミンCは選択的にがん細胞を殺す」という画期的な論文が発表され、海外で大きな注目を集めました。(Pharmacologic ascorbic acid concentrations selectively kill cancer cells: action as a pro-drug to deliver hydrogen peroxide to tissues. Proc Natl Acad Sci USA. 2005;102(38):13604-9)現在では数多くの研究機関や医療機関で基礎研究・臨床研究が勧められており、従来の手術・化学療法・放射線療法を補う非常に有用な代替医療として位置けられています。
当院は点滴療法研究会のメンバーとして、アメリカで実施されている高濃度ビタミンC点滴療法の標準的プログラムと同じ治療方を提供し、がんの進行抑制や、癌による痛み、倦怠感、食欲不振などの症状の治療に取り組んでいます。
ビタミンC注射薬は、防腐剤不使用の高濃度ビタミンC製剤(Mylan社製)を使用しています。これはアメリカやカナダで実施している高濃度ビタミンC点滴療法の臨床試験に唯一採用された製剤です。これはアメリカやカナダで実施している高濃度ビタミンC点滴療法の臨床試験に唯一採用された製剤です。またビタミンCは温度変化に不安定なため、製造工場からクリニックに届けるまで2~8℃の冷蔵保管が義務づけられています。当院では海外の工場から厳重に保冷コンテナで空輸されたビタミンC注射薬を使用していますので、品質についてはご安心下さい。
高濃度ビタミンC点滴療法は従来の手術・化学療法・放射線療法を補う代替治療として非常に有効です。主な効果は、
1) がん細胞を直接殺傷する
2) がんによる痛みなどの症状を軽減する
3) 免疫力を高める
4) 抗がん剤の副作用を軽減する
5) がんを抑制・予防します
また、高濃度ビタミンC点滴療法による副作用はほとんどありません。ご検討される方、ご相談されたい方は当院を受診してください。